マックス・コペラ 歌/クラリネット

コペリウスへの回廊へ

マッ クス・コペラはバンド最年長のメンバーだが、自身このことについてそれが正しいかどうか判断する力を持ち得ない。しかしながら彼自身「最年長であってもあまり気に留めていない」ということをいつの日にか話してくれたことがある。観客は一方、コペラに関して実際よりも障く彼の年齢を想像するのである。

 

一体どうして我々はこのクラリネッティスト兼シンガーのコペラの顔をそんなにも目の当たりにすることが無いのか?調べによるとコペラは毎日平均16時間もの睡眠を必要とし、もしこれが満たされなければメンバーは、「コペラ氏はただいま外国に滞在中である」とバンドの演奏日程をしばしば取り止めなければならない理由をこう説明するのである。19世紀、バンドのメンバーの間では悪い習慣があり、というのは人々の"リフレッシュメント"を名目に新しい化学薬品の実験に秘密に乗り組んでいたのであ る。それをバンドは人々に売り渡し、貧しい音楽家のバンド運営の足しにしていたのである。しかし残念ながらそこでは実験の成功と失敗が繰り返され、コペラは常にこの悪ふざけの犠牲者だった。その事がたたり長い人生の間多々情緒不安に悩まされ、舞台の上でとっぴおしもない行動に出たりするのである。また先に触れた ように人間として基本的な生年月日の把握をも不確かにするのである。

 
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